2025年 最新!明石市のリフォーム補助金一覧
明石市では、市民の住環境の向上を目的として、さまざまなリフォームに関する補助金制度を提供しています。明石市のリフォーム補助金情報を、それぞれの対象工事内容、補助金額などと共にご紹介します。
明石市住宅リフォーム助成事業
明石市民が、市内の施工業者を利用して、省エネ化などの環境に配慮した工事やバリアフリー化などの自宅の改修、補修工事(住宅リフォーム)を行う場合に、その経費の一部を助成する制度です。これに伴い住宅リフォーム工事の需要を喚起し、市内産業の活性化および住環境の整備改善を図る事業です。
対象の工事
- 省エネルギー化及び環境に配慮した工事
- 手すりの設置や段差の解消などの、バリアフリー化に関する工事
- 不燃性内装材を使用した壁紙改修や、屋根の軽量化などの防災に関する工事
- 防犯カメラ、防犯ガラスなど住宅の防犯機能を高める工事
- 住宅の改修工事その他住宅の機能の維持及び向上のために行う補修、改良又は設備改善のための工事(一部増築を含む)
(*注)工事代金の支払いや、市への実績報告までを含んで、2026年1月30日までに事業完了する必要があります。
助成金額
- 助成対象となる工事経費の10%(最大10万円)
対象者および住宅
- 明石市内にお住まいで住民登録を有する人。
- 助成申請者が所有し、居住している市内の住宅(事業所は対象外)※助成申請時に、登記簿謄本や住民票の写しなど所有及び居住していることが確認できる公的な書類の提出が必要になります。
- 市税の滞納や市の各種融資の償還について滞納がない人。
- 2009~2024年度(平成21~令和6年度)で本制度の助成を受けていない人及び住宅。
※なお、申請可能な回数は同一住宅及び同一の人物につき1回です。
【出典】2025年度(令和7年度)明石市住宅リフォーム助成事業のご案内/明石市
高齢者等の住宅改造費助成
高齢者や障害を持つ方が住み慣れた自宅で安心して生活できるよう、住宅のバリアフリー改修にかかる費用を助成する制度です。
対象箇所と工事内容
<対象箇所>
- 浴室、洗面所、便所、玄関、廊下、階段、居室、台所
<工事内容>
- 手すりの設置、段差の解消、浴槽の取り替え、トイレの洋式化
助成金額
1.工事費総額のうち、住宅改造助成対象の工事費合計額と、1,000,000円と比較して低価の方の金額から介護保険住宅改修費等の金額を控除した額が助成対象基準額になります。
2.対象基準額に助成率を乗じた金額が助成金(最終的にお支払いする金額)となります。助成率は所得税、市民税の課税状況に応じて決定します。
3.耐震診断を同時に受診し、自己負担額が発生した場合、助成率に応じて耐震診断の助成金が支給されます。ただし、助成上限額を超える部分は対象となりません。
対象者
1.介護保険制度において、要介護認定または要支援認定を受けている人
2.身体障害者手帳または療育手帳の交付を受けている65歳未満の人(障害福祉課が窓口になります)
上記の人に対して訪問調査を行い、日常生活機能を補うため必要であると認められれば助成決定します。
【出典】高齢者等の住宅改造費助成/明石市
明石市住宅耐震化促進事業
明石市では、住宅の耐震性を向上させるための「住宅耐震化促進事業」を実施しています。この制度は、特に昭和56年5月31日以前に建築された住宅を対象に、耐震診断や耐震改修工事に対する補助を行い、市民の安全・安心な住環境の確保を目的としています。
対象の工事
1.耐震診断
- 対象工事:専門機関による住宅の耐震診断
- 補助内容:診断費用の一部を補助
2.耐震改修工事
- 対象工事:耐震性を向上させるための改修工事(例:壁の追加、基礎の補強など)
- 補助内容:工事費用の一部を補助
- 補助上限額:工事費用の一部(上限額は年度ごとに異なるため、詳細は明石市の最新情報をご確認ください)
対象者
- 所有者要件:明石市内に所有し、居住している住宅の所有者(賃貸住宅は対象外)
- 建築年要件:昭和56年5月31日以前に建築された住宅
- その他要件:市税の滞納がないこと
【出典】明石市住宅耐震化促進事業
補助金の申請方法

申請に必要な書類
- 申請書: 補助金の申請に必要な公式の書類です。市のウェブサイトからダウンロードできる場合や、窓口で配布される場合があります。必要事項を正確に記入しましょう。
- 工事の見積書: リフォーム工事の詳細な見積書が必要です。工事内容、費用、使用する材料などが明記されていることを確認しましょう。複数の業者から見積もりを取り、比較検討することも重要です。
- 工事契約書: リフォーム業者との契約内容を証明する書類です。契約金額、工事期間、工事内容などが記載されています。
- 工事前後の写真: リフォーム前後の写真が必要です。工事のビフォーアフターを記録し、補助金の対象となる工事であることを証明します。
- 住民票: 申請者の住所を確認するための書類です。発行から一定期間内のものが必要です。
- その他必要書類: 補助金の種類によっては、所得証明書、固定資産税課税証明書、建物の登記簿謄本などが必要になる場合があります。詳細は、各補助金の申請要項を確認してください。
これらの書類は、申請の際に提出する必要があります。事前に準備しておけば、申請をスムーズに進めることができます。不明な点があれば、市の窓口に問い合わせて確認しましょう。
申請の流れ
補助金の申請は、一般的に以下の流れで進められます。各ステップを理解し、スムーズな申請を目指しましょう。
- 情報収集: まずは、明石市のウェブサイトや広報誌などで、利用できる補助金に関する情報を収集しましょう。補助金の対象となる工事内容、金額、申請期間などを確認します。
- 業者選定と見積もり: リフォームを依頼する業者を選び、見積もりを依頼します。複数の業者から見積もりを取り、比較検討することをおすすめします。補助金の申請には、見積書が必要になります。
- 申請書類の準備: 申請に必要な書類を準備します。申請書、見積書、工事契約書、写真、住民票など、必要な書類を揃えましょう。不明な点があれば、市の窓口に問い合わせて確認しましょう。
- 申請書の提出: 準備した書類を、市の指定の窓口に提出します。郵送または窓口での提出が可能です。申請期間内に提出するように注意しましょう。
- 審査: 市による審査が行われます。提出された書類に基づいて、補助金の対象となるかどうかが審査されます。
- 交付決定通知: 審査の結果、補助金の交付が決定された場合、交付決定通知が送付されます。交付決定通知には、補助金額や支払い方法などが記載されています。
- 工事の実施: 交付決定後、リフォーム工事を開始します。工事が完了したら、完了報告書を提出します。
- 補助金の支払い: 市から補助金が支払われます。支払い方法や時期は、補助金によって異なります。
この流れに沿って、補助金の申請を進めていきましょう。各ステップで不明な点があれば、市の窓口に相談するようにしましょう。
申請時の注意点
補助金の申請には、いくつかの注意点があります。これらの注意点を守り、スムーズに申請を進めましょう。
- 申請期間を確認する: 補助金には、申請期間が定められています。申請期間内に申請するように注意しましょう。予算に限りがある場合、期間内であっても、受付が終了することがありますので、早めの申請をおすすめします。
- 対象工事を確認する: 補助金の対象となる工事は、制度によって異なります。ご自身の行いたいリフォーム工事が、補助金の対象となるかどうかを確認しましょう。
- 必要書類を揃える: 申請に必要な書類を事前に確認し、全て揃えてから申請しましょう。書類に不備があると、申請が受理されない場合があります。
- 申請方法を確認する: 申請方法(郵送または窓口)や提出先を確認し、間違えないように申請しましょう。
- 虚偽の申請はしない: 虚偽の申請は、不正受給にあたります。事実に基づいた正確な情報を記載し、誠実に申請しましょう。
- 不明な点は問い合わせる: 申請について不明な点があれば、市の窓口に問い合わせて確認しましょう。疑問点を解消してから申請することで、スムーズに進めることができます。
- 工事着工前に申請する: 多くの補助金では、工事着工前に申請する必要があります。工事が始まってしまうと、補助金が受けられない場合がありますので、注意が必要です。
これらの注意点を守り、補助金の申請を成功させましょう。不明な点があれば、遠慮なく市の窓口に問い合わせてください。
補助金と併用できる制度
リフォームを検討する際、補助金だけでなく、他の制度との併用も検討することで、より大きな経済的メリットを得られる可能性があります。明石市のリフォーム補助金と併用できる主な制度として、住宅ローン減税と固定資産税の減額があります。これらの制度を理解し、賢く活用することで、リフォーム費用を大幅に抑えることが可能になります。
住宅ローン減税
住宅ローン減税は、住宅ローンを利用して住宅を取得したり、リフォームを行った場合に、所得税の還付が受けられる制度です。リフォームの内容によっては、この住宅ローン減税を適用できる場合があります。例えば、耐震リフォームやバリアフリーリフォームなど、住宅の性能を向上させるためのリフォームは、住宅ローン減税の対象となる可能性があります。住宅ローン減税の適用を受けるためには、一定の条件を満たす必要があります。具体的には、住宅ローンの借入額や、リフォーム工事の内容、住宅の要件などが関係します。詳細については、税務署や住宅ローンを取り扱っている金融機関にお問い合わせください。
固定資産税の減額
固定資産税は、土地や家屋を所有している場合に課税される税金です。リフォームの内容によっては、この固定資産税が減額される場合があります。例えば、省エネ改修を行った場合や、耐震改修を行った場合など、住宅の性能を向上させるリフォームを行った場合に、固定資産税の減額が適用されることがあります。固定資産税の減額を受けるためには、一定の条件を満たす必要があります。具体的には、リフォーム工事の内容や、住宅の要件などが関係します。詳細については、明石市役所の税務課にお問い合わせください。補助金とこれらの税制上の優遇措置を組み合わせることで、リフォーム費用の負担をさらに軽減することが可能です。それぞれの制度の適用条件や申請方法をしっかりと確認し、積極的に活用しましょう。
リフォーム業者を選ぶ際のポイント
リフォームは、あなたの理想の住まいを実現するための重要な一歩です。しかし、業者選びを間違えると、後々後悔することになりかねません。ここでは、リフォーム業者を選ぶ際の重要な3つのポイントを解説します。
優良業者の選び方
優良なリフォーム業者を選ぶためには、いくつかの重要なポイントがあります。まず、実績と評判を確認しましょう。実績のある業者は、豊富な経験と高い技術力を持っている可能性が高いです。ホームページや施工事例集で、過去の施工実績や顧客からの評判を確認しましょう。口コミサイトやSNSでの評価も参考になります。次に、資格の有無も確認しましょう。建築士や施工管理技士などの資格を持っている業者は、専門的な知識と技術を持っていることを証明します。さらに、会社の経営状況も確認しましょう。経営が安定している業者は、安心して工事を任せられます。会社の設立年数や資本金、財務状況などを確認しましょう。最後に、担当者との相性も重要です。親身になって相談に乗ってくれる、あなたの要望をしっかりと聞いてくれる担当者を選びましょう。複数の業者と面談し、相性を確認することをお勧めします。
見積もり比較のコツ
複数の業者から見積もりを取り、比較検討することは、適正価格で質の高いリフォームを実現するために不可欠です。見積もりを比較する際には、以下の点に注意しましょう。まず、見積もりの内訳を詳細に確認しましょう。工事の内容、使用する材料、費用などが具体的に記載されているかを確認します。不明な点があれば、業者に確認するようにしましょう。次に、総費用だけでなく、内訳も比較しましょう。同じ工事内容でも、業者によって費用が異なる場合があります。内訳を比較することで、それぞれの業者の強みや弱みが見えてきます。さらに、複数の見積もりを比較しましょう。一般的に、3社程度から見積もりを取るのが理想的です。複数の見積もりを比較することで、相場を把握し、適正価格を見極めることができます。最後に、追加費用の有無を確認しましょう。見積もりには、追加費用が含まれていない場合があります。追加費用の発生条件や、追加費用の目安などを確認しておきましょう。
契約時の注意点
契約は、リフォームを成功させるための重要なステップです。契約時には、以下の点に注意しましょう。まず、契約内容をしっかりと確認しましょう。工事の内容、費用、工期、支払い方法などが明確に記載されているかを確認します。不明な点があれば、業者に質問し、納得した上で契約しましょう。次に、契約書は必ず保管しましょう。契約書は、万が一トラブルが発生した場合の証拠となります。大切に保管しておきましょう。さらに、クーリングオフ制度についても理解しておきましょう。訪問販売など、特定の取引方法では、クーリングオフ制度を利用できる場合があります。契約前に、クーリングオフ制度について確認しておきましょう。最後に、保証内容を確認しましょう。工事の瑕疵や、設備の故障などに対する保証があるかを確認します。保証期間や保証内容をしっかりと確認しておきましょう。
補助金に関するQ&A
リフォームを検討する際、補助金に関して様々な疑問が湧くことでしょう。ここでは、よくある質問とその回答をまとめました。疑問を解消し、安心して申請を進めていきましょう。
補助金の申請期限はいつですか?
補助金の申請期限は、制度によって異なります。多くの補助金では、工事着工前に申請を行う必要があります。申請期間は限られており、予算に達し次第終了する場合もありますので、早めの申請が重要です。各補助金の詳細な申請期間については、市の公式ウェブサイトや広報誌で確認するか、担当窓口にお問い合わせください。
補助金の対象となる工事の範囲は?
補助金の対象となる工事の範囲も、制度によって異なります。一般的には、住宅の性能向上や快適な暮らしをサポートするための工事が対象となります。具体的には、外壁塗装、屋根の葺き替え、内装リフォーム、耐震補強工事、バリアフリー化工事などが対象となる可能性があります。ただし、工事内容や使用する材料、施工業者など、細かく条件が定められている場合があるため、事前に詳細を確認することが重要です。
補助金はいつ受け取れますか?
補助金を受け取れる時期は、制度によって異なります。一般的には、工事完了後に申請し、審査を経てから補助金が支払われる流れとなります。審査には時間がかかる場合があるため、余裕を持ったスケジュールで申請を行いましょう。補助金の支払い方法や時期については、各補助金の交付決定通知書に記載されていますので、そちらで確認してください。
まとめ:明石市の補助金を活用してお得にリフォームしましょう!
明石市のリフォーム補助金について、ここまで様々な情報をお伝えしてきました。いかがでしたでしょうか?
この記事では、明石市の補助金情報を中心に、申請方法や注意点、さらには業者選びのポイントまで幅広く解説しました。
明石市では、外壁塗装、内装リフォーム、耐震・バリアフリーリフォームなど、幅広い工事を対象とした補助金制度が用意されています。これらの制度を賢く活用することで、リフォームにかかる費用を大幅に抑え、理想の住まいを実現することが可能です。
補助金を活用するためには、まず最新の情報を収集し、ご自身の状況に合った補助金を見つけることが重要です。申請期間や対象工事、必要書類などを確認し、早めに準備を始めましょう。
リフォーム業者を選ぶ際には、複数の業者から見積もりを取り、比較検討することが大切です。優良業者を見つけ、納得のいく契約をすることで、安心してリフォームを進めることができます。
明石市の補助金を活用して、ぜひお得にリフォームを実現してください!